見どころ
『ジョゼと虎と魚たち』は、田辺聖子の名作短編小説を原作にした日本映画のリメイク作品。
キム・ジョングァン監督が手掛け、日本版のエッセンスを残しつつ、韓国独自の感性を加えて描かれている。
主演のハン・ジミンとナム・ジュヒョクの演技が光り、特にハン・ジミンが演じるジョゼの強さと孤独が観客の心を揺さぶる。
美しい映像と独特の世界観が印象的。
ストーリー
大学生のヨンソクは、ある日道端で車椅子に乗った女性が倒れているのを見つける。
彼女を家まで送り届けると、ジョゼと名乗るその女性と、祖母と2人で暮らしていることがわかる。
ジョゼは足が不自由で、自分だけの世界に閉じこもって生きていたが、ヨンソクは次第に彼女に興味を抱くようになり、2人は少しずつ心を通わせていく。
しかし、現実の厳しさが2人の関係に影を落としていく…。
感想
まず、ハン・ジミンちゃんの演技が今回も素晴らしい。
というか最初ハン・ジミンと気づかないくらいやさぐれ演技が凄かった。
ジョゼというキャラクターの孤独と繊細さを見事に表現していたし、観ていて彼女に引き込まれる。
ナム・ジュヒョクの年下ちょっとダメ男っぽい感じも、役にぴったりで彼の演技も良かった。
映画の世界観はすごく素敵。
見ながら様々な終わり方を想像したけれど、最後の展開は期待と違った、というよりわけがわからなかった。
結末に関しては、もう少し説明がほしかったかも。皆さんのご想像?
でも、その不確かさが逆にこの映画の味とも言えるのかな。
この映画は、どこまでが空想で、どこからが現実なのか、そういう曖昧さが魅力の一つなんだろう。
いろいろと想像しながら余韻を楽しめる作品ではありました。
原作小説をどのくらいアレンジしてるのかな?
映画情報

原題: 조제(ジョゼ)
原作:田辺聖子
公開年: 2020年
監督名: キム・ジョングァン
主なキャスト
ハン・ジミン:ジョゼ
ナム・ジュヒョク:ヨンソク