見どころ

不遇な家庭環境で反抗的に生きる高校生ワンドゥクが、周囲の人々との関わりを通じて成長していく姿が見どころ。

主演のユ・アインが演じる主人公の繊細な感情表現や、キム・ユンソクの温かみとユーモアを併せ持つ教師像が印象的。

文学賞を受賞した原作のメッセージ性を、映画でもしっかりと感じることができる作品として評価されている。

ストーリー

ソウルの屋上部屋で、父と障害のある叔父とともに暮らす高校生ワンドゥクは、貧しい生活と家庭環境の中で勉強もできず、ケンカばかりの日々を送っていた。

彼の唯一の願いは、いつもちょっかいを出してくる担任教師ドンジュが消えてくれること。

そんな彼が、周囲の人々の支えを受けながら自分自身と向き合い、成長していく。

感想

キム・ユンソクの胸糞映画か?と思ってて少し身構えてしまったけど、今回はまったく違った。

人情味あふれる教師が本当に良かった。

まあ現代だとパワハラではあるけれど。

そしてワンドゥクを演じるユ・アインも可愛かったなぁ。

やんちゃなんだけど、純粋で憎めない。

貧しい生活の中で自分をどう守るか葛藤している姿が胸に響いた。

ワンドゥクを取り巻くキャラクターたちがみんな暖かくて魅力的。

特にお父さんと叔父さん、それにキックボクシングジムの館長さん。

彼らとのやりとりが、この映画をより温かいものにしていたと思う。

全体的にハートフルな雰囲気なんだけど、貧困や障害、移民といったテーマも描かれていて、ただの「いい話」にとどまらない深みがあった。

家族の絆や人とのつながりについて、改めて考えさせられる作品だと思う。

ストーリーもわかりやすいし、俳優たちの演技も良い。

韓国映画の中でも特におすすめしたい一本。

映画情報

原題:완득이(ワンドゥギ)
公開年:2011年
監督:イ・ハン

主なキャスト

ユ・アイン:ト・ワンドゥク
キム・ユンソク:イ・ドンジュ(社会科教師)
パク・スヨン:ワンドゥクの父
イ・ジャスミン:ワンドゥクの母
キム・ヨンジェ:ミング(ワンドゥクの叔父)

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