ストーリー

日本統治時代にオリンピック日本代表としてメダルを獲得したマラソン選手ソン・ギジョン。

母国の代表として出場できなかった悔しさを胸に、若手選手を育成しボストンマラソンを目指すも、数々の困難が彼らに立ちはだかる―。

感想

実話ベース。監督はシュリなどのカン・ジェギュ監督。

スポーツ・エンターテインメントかと思いきや、なんと歴史問題でした。

主役のハ・ジョンウ演じるソン・ギジョン、孫基禎(そんきてい)として日帝時代に日本代表として1936年ベルリンオリンピックに出場、アジア人として初の金メダルを獲得。

表彰台で胸の日本国旗を隠したということまで事実らしい。

自分はマラソンは詳しくないので、そんなことがあったのは知らなかったなぁ。

時代は第二次大戦後。

ギジョンが育てる若手選手、ソ・ユンボクはイムシワンが演じる。

ユンボクが住んでいる家が時代劇に出てくるような藁葺き屋根で、この当時まだそういう家が残っていたんだなぁとそういう時代を感じるところも興味深い。

映画はドラマに比べれば時間は少ないので、あっという間にいろいろな出来事が起こり、育成系の話としては慌ただしい感じ。

それでもたくさんの要素をわかりやすく詰め込んでいるといった具合で、ついていけないというところはなかった。

アメリカまでの道のりも、あんなふうに飛行機を乗り継いでいたんだとか、アメリカの東洋人への見下し具合など、日本人の自分が見ていても面白く共感できるところは多かった。

レースに関してはロケ地はどうやって用意したのかな?ボストンの古い町並みは見ごたえがある。たぶん背景はCGだよね。

お約束のトラブルや、普通ないない、と思う追い上げ演出もあったが、王道展開のほうが見ているほうは楽しめると思う。

あらすじよりも、こういうことがあったという事実を映画を楽しみながら知るという目的にはかなっていると思った。

共演者もいい感じ。見てソンなし。

エンドロールでは実際の写真や後のエピソードが紹介されてて、予備知識なしで見たからに度美味しかった。

映画情報

公開年:2023年
監督:カン・ジェギュ
原題:1947 보스톤

主なキャスト

ハ・ジョンウ:ソン・ギジョン
イム・シワン:ソ・ユンボク
ペ・ソンウ:ナム・スンニョン
パク・ウンビン:オクリム
キム・サンホ

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