見どころ

韓国の高度経済成長期を背景に、兄妹が金塊をめぐる陰謀によって引き裂かれた運命を描いた壮大な人間ドラマ。復讐を胸に秘めながら再会する兄妹の物語が40年にわたり展開され、感動的な家族愛と正義への挑戦が見どころ。

悪役チョ・ピリョンの非情さが際立ち、物語の緊張感を高める重要な要素となっている。緻密なストーリーとスケール感ある演出が、韓国近代史とともに描かれる点も注目。

ストーリー

1970年代の韓国。トラック運転手として働く父を中心に、ソンモ、ガンモ、そして母の一家はささやかながらも幸せに暮らしていた。しかし、軍人チョ・ピリョンの陰謀により、父は殺され、家族は離散状態に追い込まれる。

その後、兄のソンモは復讐を誓いながら、ガンモは靴磨きをしながら生き抜き、やがて新たな保護者テソプに拾われ成長していく。

それぞれの道を歩む兄弟が再会し、父の仇を討つために挑む物語が幕を開ける。

感想

まずこのドラマは、自分が韓国語を習っている男性の先生に、強くお勧めされたドラマの一つだ。(もう一つは根の深い木)

SBS開局20周年の大河ドラマということもあり、近現代ドラマながらもスケールが大きい。韓国の近代史を垣間見るような内容。

長いドラマは見るのに非常に勇気がいるが、このドラマはどの評判を目にしても、面白いということなのでひるむことなく取り組むことができた。

子役時代の俳優は、ソンモがキム・スヒョン、ガンモがヨ・ジングという、『太陽を抱く月』の主演コンビ。

とにかくこの少年時代が演技力もあいまってあまりにも悲惨すぎて目をそむけたくなるが、成長後の復讐劇に期待しながら耐えてみる。

ところどころにちょっとコメディ感をはさむのも上手い。

成長してからは俳優のイメージが一変してしまい、最初は違和感があるが、すぐに慣れてくる。

恋愛要素もあるが、メインは見ごたえある硬派の社会派ドラマ。展開が次から次へと移り変わり、全く飽きさせない、続きを一気に見たくなる。

そしてなんといっても悪役のチョ・ピリョンを演じるチョン・ボソクが秀逸。

前世代の超イケメン俳優だったそうだ。

本当に悪い、ベリーベストオブ悪役である。悪すぎて面白い。ポジティブで見習いたい笑

善徳女王を見た後だったので、今のところ女はミシル、男はチョピリョンというのが自分の中での悪役トップスター。

韓国の受難の時代、そして経済成長。江南地域の発展に、自分たちの体験してきた高度成長とも思いを重ね、日本人ながらも胸が熱くなるものがある。

これは韓国ドラマというものに接するなら、見ておかなければならないマストのドラマ。

ただし、
ソンモ兄さんの結末だけ、、もう少し。。
チョ・ピリョンももうちょっと、、

見た方の話だと「すっきり爽快だよ!」と言われたのだが、、自分にとってはそれほど爽快でもなかった。(自分が納得いかないだけ笑)

0.2くらいマイナスしたいが、全編通せば☆5で文句はなし。

追記:おかわり視聴

2025年7月、9年ぶりに視聴。初回視聴以上に大大大大感動。

かなり忘れてていた部分があったので再度毎回どうなるか楽しみだった笑。

当時と比べて、韓国語も上達したし、韓国近代史もわかってきた上で見てさらに面白さが増していた。ツッコミどころも楽しい。

本当にいいドラマ、韓国ドラマはワンパターンと見もしないで敬遠してる人(私の実母とか)に本当に見てもらいたい。

ドラマ情報

原題:자이언트(ジャイアント)
公開年:2010年

全60話
脚本:チャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン
演出:ユ・インシク、イ・チャンミン


主なキャスト

イ・ボムス(イ・ガンモ)
パク・ジニ(ファン・ジョンヨン)
ファン・ジョンウム(イ・ミジュ)
チュ・サンウク(チョ・ミヌ)
チョン・ボソク(チョ・ピリョン)
キム・スヒョン(子役ソンモ)
ヨ・ジング(子役ガンモ)

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