見どころ
朝鮮第22代王・正祖(イ・サン)の壮絶な人生を描いた大作で、イ・ビョンフン監督ならではの緻密な演出が光る作品。国王としての葛藤と、人間イ・サンとしての苦悩が丁寧に描かれており、宮廷画員のヒロインとの恋愛模様も見どころ。
主演のイ・ソジンは、聡明で気品のあるサンを見事に演じ、ハン・ジミンの可憐な演技も印象的。
英祖からもらった指輪が後の「トンイ」にも登場する点で、作品同士の繋がりも楽しめる。
ストーリー
幼い頃、父・思悼世子が祖父である英祖により命を奪われるという悲劇に見舞われたイ・サン。
その後、厳しい教育を受けながら王の道を歩むが、貞純王妃をはじめとする陰謀の渦中に置かれる。
彼の周囲では、幼なじみのソンヨンや護衛のテスが彼を支え続け、波乱万丈な人生を共に乗り越えていく。
感想
イ・ビョンフン監督の真骨頂。ついに『イ・サン』に手を出したけど、やっぱりイ・ビョンフン監督の作品は間違いない。
長編なので見るのに気合がいるけれど、一度ハマると毎日が楽しくなるから不思議。
イ・サンを演じたイ・ソジンが最高に合っている。
ストイックで賢い国王をマッチョイケメンで表現しちゃうところが良い。
ヒロイン役のハン・ジミンも可憐で目がキュルキュルで可愛らしい。
自分としては絵を描く画員としての姿が興味深かかった。
そして、英祖役のイ・スンジェハラボジが憎たらしい。
見ている間ずっと怒り心頭だった(笑)。いい意味で。
普段は恋愛ドラマにときめかない自分。
サンとソンヨンの関係にはキュンキュンしてしまった…。
二人のもどかしい恋模様がたまらない。
ヒョンビン主演の『王の涙』では、また違うスタイルのイ・サンが描かれていて、さらにハン・ジミンが悪役の貞純大妃として登場してるのが興味深い。
併せて見ると、異なる視点で楽しめる。
見てる間、毎日が楽しかった。
長いのが全然苦にならないどころか、次が気になって仕方ない。
おすすめ!
映画情報

原題:이산(イ・サン)
公開年:2007年
監督:イ・ビョンフン
主なキャスト
イ・ソジン(イ・サン)
ハン・ジミン(ソン・ソンヨン)
イ・スンジェ(英祖)
キム・ヨジン(貞純大妃)
イ・ジョンス(パク・テス)
メン・サンフン(ナム・サチョ)
ハン・サンジン(ホン・グギョン)