見どころ
『黄山ヶ原』は、西暦660年に起きた「黄山ヶ原の戦い」を題材にしている。
圧倒的な兵力差にもかかわらず、予想外の展開を迎えたこの戦いを、ブラックユーモアを交えて描いているのが特徴。
特に、方言を駆使したやり取りが映画のキーとなっており、言葉遊びと歴史的背景を深く楽しめる部分が見どころ。
ストーリー
西暦660年、朝鮮半島の三国時代において、高句麗、新羅、百済の3国間で紛争が絶えなかった時期、「黄山ヶ原の戦い」が勃発した。
唐と手を組んだ新羅軍は、ユシン将軍が率いる5万の兵を動員し、百済のケベク将軍が率いるわずか5千の兵と戦いを繰り広げる。
しかし、数に勝る新羅軍でさえも苦戦を強いられ、戦況は思わぬ方向に転がっていく。
感想
三国時代ね。しっかり勉強してからまた見たいなぁ。
ちょっと演劇みたいにコミカルな最初の背景説明が面白かった。
『平壌城』に似てると思ったら同じ監督だった。
平壌城は後日談なんだね。平壌城も日本で配信されないかなぁ
歴史パロディだからこの時代のドラマを見てれば知ってる歴史上の人物が出てきて面白い。
歴史説明シーンがNHK教育講座みたいになるのわらた。韓国人もわからなかったりするのかな。
ケベクの奥さん役のキムソナが一言もセリフなかったり、
あんなこと(ケベクによって家族皆殺し)があった後、何事もなくまたコミカルっぽい展開になるのがなかなかエグい。
惨劇とギャグのコントラストがすごい笑
最後のセリフ「虎は死して皮を残し人は死んで名を残す」ではなく「虎は皮のために死に、人は名前のために死ぬんだ」
は印象に残る
それにしてもキャストが豪華
戦いのシーンもギャグっぽくて、
現代のサッカーみたいに「テーハミング!」となるところが「シルラマンセ!」になったり、応援合戦も面白くてテンションあがる。
実際もああだったりして、ありえないけど楽しい。
まあサッカーも代理戦争みたいなもんだね。
徴兵は現代の兵役のパロディとかにしてみたり、社会風刺満載。
群像劇なので起承転結難しいけど、キャラは立ってるので面白さは持続。
最後ケベクが死に、百済が滅びて
ユシンランが唐の大使に刀を向け
名もなきイムンシク農民が実家に帰ってハッピーエンド
歴史知ってる前提でパロディ漫画みたいに楽しむのが正解かな。
起承転結
起:西暦660年、三国時代の朝鮮半島で、唐と手を組んだ新羅軍が、ユシン将軍のもと5万の兵を率いて、永遠のライバルであるケベク将軍率いる百済軍と戦うことになる。
承:新羅軍は兵力で圧倒的に有利だったが、百済軍の抵抗に苦戦を強いられ、戦況は予想外の方向に転がっていく。
転:戦いが進む中、ケベクは最期の戦いに挑み、名誉をかけて新羅軍に立ち向かうが、ついに力尽き、百済は滅びる。
結:ケベクの死後、ユシン将軍は唐の大使に刀を向けるが、戦いは終わり、名もなき農民イムンシクが実家に帰り、平穏な日常が戻る。
映画情報

2003年
原題:황산벌
監督:イ・ジュニク
主なキャスト
パク・チュンフン:ケベク、百済
チョン・ジニョン:キム・ユシン、新羅
イ・ムンシク:コシギ、百済兵
オ・ジミョン:ウィジャ王、百済
イ・ウォンジョン:淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)、高句麗
キム・ソナ:ケベクの妻
キム・スンウ:百済兵
シン・ヒョンジュン:百済兵
アン・ネサン:キム・ボミン、後の文武王
リュ・スンス:キム・インムン