
見どころ
韓国が誇るアクションスター、チャン・ヒョクが企画・主演を務めたハードアクション映画。チャン・ヒョクが全編を通してスタントなしのアクションを披露している。
銃撃戦から斧を使った激しいバトルまで、スピード感と迫力が満点。『アジョシ』をオマージュした要素や、豪華なカメオ出演も見逃せない。アクション映画ファンならずとも楽しめる作品となっている。
ストーリー
最強の暗殺者として名を馳せていたウィガンは引退後、財テクで成功し派手な生活を送っていた。ある日、妻の友人の娘ユンジを預かることになるが、ユンジは人身売買を企む組織に拉致されてしまう。
ウィガンは少女を守るため再び暗殺者として立ち上がり、危険な戦いに身を投じていく。壮絶な戦闘の先に待つ結末とは──。
感想
チャン・ヒョクが「自分がやりたいことを全部詰め込んだ」作品だと感じた。
ブルース・リーが創設したジークンドーを学んだことでも知られる彼のアクションがたっぷり楽しめる。
カンフー映画の雰囲気を持ちながら、銃撃戦やナイフ、斧など韓国映画らしい要素もきっちり盛り込まれていて、殺戮バリエーション豊か。
主人公がすでに強すぎて、どんなピンチも「どうせ大丈夫でしょ」という謎の安心感はお約束。
それにしても、こんなに強いのに奥さんにバレていないっていう設定はちょっと笑える。
敵の動機が割とショボいとか「なんで?どうして?」という疑問は持たずに、純粋にアクションの楽しさを堪能するのが正解。
それよりもゴージャスなインテリアなど目で楽しめる要素満載。
最後のエンドロールは、まるでジャッキー・チェン映画を思わせるNGオマケ映像で、楽しい。
チャン・ヒョクがこういうのやりたかったんだなーと言うのが伝わってくる。
また、この作品はカンフー映画であると同時に、『アジョシ』へのオマージュがしっかり感じられる。
ちゃんとウォンビンリスペクトが盛り込まれているからパクリじゃないよ。
守る娘が生意気なティーンっていう設定も良かった。
確かに残虐なシーンは多いけれど、殺伐とした印象はあまりなく、ゲームを観ているような感覚で楽しめた。シンプルでスピード感あって良い。
原題は『死んでもいい子』
「死んでもいい子なんていない」というセリフがあるけれど、いやめっちゃ殺すやんお前、ってつっこみも野暮。
とにかくカッコいいチャン・ヒョクのアクションを存分に堪能できるアクション。
おすすめ。
映画情報

原題:더 킬러:죽어도 되는 아이(ザ・キラー:死んでも良い娘)
公開年:2022年
監督:チェ・ジェフン
主なキャスト
チャン・ヒョク(ウィガン)
ブルース・カーン(ユーリ)
イ・スンジュン(イ刑事)
イ・ソヨン(ユンジ)
ソン・ヒョンジュ(射撃場主人)
チャ・テヒョン(清掃業者)