見どころ
ひょんなことから犯罪の女王となった女性を描くアクションコメディ。
『善徳女王』のミシル様で知られるコ・ヒョンジョンが対人恐怖症の女性を演じ、彼女が巻き込まれる非日常を描く。
ユ・ヘジンとの恋愛シーンや、昭和風のレトロなオープニングアニメにも注目したい。
ストーリー
世間知らずで気弱な漫画家チョン・スロ(コ・ヒョンジョン)は、殺人事件に遭遇したことをきっかけに大規模な犯罪に巻き込まれる。
スパイや怪しい警察官、犯罪組織のボスなど、多彩な男たちとの出会いが彼女を図らずも犯罪の女王へと変えていく。
感想
キャストがとても豪華で、特に私のユ・ヘジンさんがカッコイイ笑
オープニングアニメがとにかくおしゃれ!昭和っぽいレトロな雰囲気で、スパイ映画のムードをしっかりと演出している。
映画全体のトーンとも合っていて、印象的だったな。
『LUCK-KEY』みたいに、ヘジンさんがコミカルな外見で、イケメンぽく演じると、世間はギャップで笑う……はずが、この映画は意外と”普通にイケメン”として成立している。
私はイケメンに見えるけど、みんなはどうなのかな?笑いどころなのか普通にかっこいいのか、監督がどう描きたかったのかが謎、笑
『善徳女王』の冷徹なミシル様を演じたコ・ヒョンジョンが、今回はパニック障害を抱える気弱な漫画家役。
それが、犯罪の女王になる過程を描いているんだけど、その転換が少し急で深みが足りなかったかなと思う。もう少し丁寧に見せてほしかった。
物語がコメディなのかサスペンスなのか、ラブロマンスなのか、ちょっと方向性が曖昧に感じた。
ソン・ドンイル、イ・ムンシクに加え、悪役のパク・シニャンもどこか曖昧で迫力不足だった印象。
ていうかキャラ多すぎない?どれも個性派だから、なんだか話が薄まっている気がした。
ヘジンさんとコ・ヒョンジョンの関係も、もっと明確に描いてほしかったし、ラブコメ的な展開を期待したけど、最後まで関係がはっきりしないまま終わってしまった。
ストーリー自体は大きな流れがしっかりしているだけに、主役の成長やミスGOの凄さ?をもう少し深掘りしてほしかった。
映画としては中途半端なところもあったけど、豪華なキャストと独特の世界観なので一見の価値はあるかな。
軽い気持ちで楽しめる。
起承転結
起:パニック障害に悩むスロ(コ・ヒョンジョン)。頼りにしていた女友達が去ってしまい、孤独な状況に追い込まれる。
承:スロは、ミスGOという謎の女性に出会い、彼女に頼まれてブツを運ぶ手伝いをさせられる。しかし、ミスGOが突然死んでしまい、彼女は陰謀に巻き込まれていく。ユ・ヘジンに出会い、彼に守られることになる。
転:警察官のソン・ドンイルが実は裏で悪事を働いており、スロを殺そうとする。パク・シニャン、イ・ムンシクを含む悪者たちがそれぞれの思惑で衝突し、混乱が激化していく。
結:最終的に、目覚めたスロがソン・ドンイルを陥れ、ヘジンを救って去っていく。ヘジンは、そんなスロの後を追うが、二人の未来は不確かのまま終わる。
映画情報

原題:미쓰GO(ミスGO)
公開年:2012年
監督:パク・チョルグァン
主なキャスト
コ・ヒョンジョン:チョン・スロ(ミスGO)
ユ・ヘジン:秘密警察(真っ赤な靴)
ソン・ドンイル:ソン班長
イ・ムンシク:サ・ヨンチョル社長(マムシ)
コ・チャンソク:ソ刑事
パク・シニャン:ペク・ポンナム会長
イ・ウォンジョン:ドクター