見どころ
アジア最大のカジノを舞台に、二人の男が繰り広げる秘密と陰謀を描いたアクションノワール。主演のキム・スヒョンが一人ニ役をこなしており、解離性障害を持つ役柄で、大人の色気と迫力あるアクションを見せている。
「f(x)」の元メンバー・ソルリが大胆なラブシーンに挑戦しており、その挑戦的な演技にも注目が集まった。
ストーリー
敏腕実業家のチャンは、医師に解離性障害の疑いを告げられる中、カジノを開店。しかしギャングのリーダーであるチョから、カジノ利益の半分を要求され、命を狙われることに。
そんな中、チャンのファンを名乗る仮面の投資家が現れ、彼を取り巻く状況はさらに複雑になっていく。ギャングとの闘いと、自身の心の葛藤が絡み合いながら物語は進展していく。
感想
映像は美しいけど…
ネオンが煌めく映像美は確かに見どころの一つ。スタイリッシュでビジュアル的に楽しめる部分は多いんだけど、肝心のストーリーは少し迷走している感が否めない。
こんなに気持ち悪くていいんかな
解離性障害を持つキム・スヒョンの演技が気持ち悪いし(そういうキャラを演じているからです)、それが物語の中心なのか、その他の要素との関連性があまりに薄く、結局何を描きたかったのかが分かりにくかった。(キムスヒョンご本人はすごく素敵で好きな俳優さんです)
この映画はカジノが舞台、キム・スヒョンは実際に韓国のセブンラックカジノの顔を長く務めていたけど、こんな映画の内容で良かったんかな~汗
ソルリの存在感と役柄
ソルリ(チェ・ジンニ)が結果として亡くなる前の最後の作品となってしまった。(お悔みを申し上げます)
彼女の大胆なベッドシーン演技が印象に残ったけれど、ストーリー自体がそれを引き立てることなく、ただ雰囲気だけで終わってしまっているのも残念だった。
彼女の役柄や存在感にもっと重みがあれば、もう少し共感できる作品になったかもしれないけれど、全体としてはキャラクターがあまりにも薄っぺらく、あそこまでする必要があったのか気の毒に感じられた。
内容不足で長いだけの作品
映画自体がとにかく長く、何が主題なのかもはっきりしない。
二重人格、麻薬、ギャングの抗争、超能力?と色々な要素が詰め込まれているけど、どれも深堀りされずに終わっている。
監督が撮りたいものを詰め込み過ぎたのかな?
結果として、キム・スヒョンの長いPVのような作品に仕上がってしまった印象。
でもキムスヒョンファンの母娘でワクワクして見たら、場が凍り付くことになるよね笑
キムスヒョンはの除隊後初映画、満を持して出演したと思うけどちょっといやらしすぎた。
追記
ソルリさんはベッドシーンを強要された疑惑があるということは映画を見た後に知りました。
この映画の公開の二年後、天国に旅立たれました。関連はわかりません。
映画情報

公開年:2017年
原題:리얼(リアル)
監督:イ・サラン
主なキャスト
キム・スヒョン(チャン)
ソルリ(彼女役)
ソン・ドンイル(チョ)
カメオ
パク・ソジュン、ペ・スジ、IU、アン・ソヒ、ソン・ヒョンジュ、キム・ダソム、キョンリ、パク・ミンハ、クール・ケイ、チョン・ハウン等