見どころ

『KCIA 南山の部長たち』は、韓国現代史に刻まれた1979年の朴正煕大統領暗殺事件を描いた実録サスペンス。主役のイ・ビョンホンは、愛国心と野心の狭間で葛藤するKCIA部長を圧倒的な存在感で熱演する。

事件の裏に潜む陰謀、韓国社会の複雑な政治背景、そして衝撃的な真実が次々と明かされ、緊張感が最後まで途切れない。観る者に歴史の闇と人間の心理を深く考えさせる作品。

ストーリー

1979年10月26日、韓国大統領直属の諜報機関・中央情報部(KCIA)の部長キム・ギュピョンが、大統領パク・チョンヒを射殺するという衝撃的な事件が起きた。

事件の40日前、キム部長は、大統領の腐敗を告発した元KCIA部長パク・ヨンガクに接触するため渡米する。彼の行動をきっかけに事件は予想外の方向へ進み、韓国の未来を揺るがすことになる。

激動の40日間を軸に、陰謀と権力闘争が織りなす重厚な物語が展開する。

感想

U-NEXTのサービスポイントで視聴。(※追記:現在は見放題)

イ・ビョンホンは年を取れば取るほど良くなっている。
この映画のカバー写真は抜群の渋さよ。

自分は『甘い人生』を筆頭に、イ・ビョンホンがひどい目に合う映画がかなり好きである。
この映画は甘い人生と大筋で同じ。(違うかな?笑)

2021年の青龍賞最優秀作品、イ・ビョンホンは2020年の釜日映画賞の主演男優賞など数々の賞を受賞した。

実際に起きた朴大統領暗殺事件をもとにしている。

当時日本では『ボク大統領』と読んでいて、『僕、朴大統領』などというしょうもないダジャレも流行っていたが、そんなのんきな日本の子供たちであった自分にとっては、こんな状況が当時の韓国であったということすら知らずにいた。

本当に大変だったんだな韓国は…

大統領役にはイ・ソンミン、そして元諜報員役のクァク・ドウォンがファッショナブルで本当に良い味を出している。大好きメンバー

笑えるシーンは何一つないのだが、エンタメ性に富んでいるというか、やっぱり韓国映画のすごさとはこういう映画にあるなとつくづく思う。

全く予備知識がない場合は、もしかしたら寝てしまう人もいるかもしれない(自分の家族とか笑)

同じような雰囲気(題材は全く違うが)なら、『工作』のほうが誰にでも楽しめる映画といえるかもしれない。

いくつか基本の韓国映画を見ている方になら間違いないおすすめ作品。

映画情報

原題:남산의 부장들(南山の部長たち)
公開年:2020年
監督:ウ・ミンホ


主なキャスト

イ・ビョンホン:キム・ギュピョン、中央情報部長(キム・ジェギュ)
イ・ソンミン:パク・トン大統領(パク・チョンヒ(朴正煕))
クァク・トウォン:パク・ヨンガク、前中央情報部長(キム・ヒョンウク)

キム・ホンパ:ユン・テホ、駐仏韓国大使 


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