見どころ
正義は存在するのかと問いかける、巨大な利権に抗う熱血検事の復讐を描いたサスペンス。2003年の実際の金融スキャンダルを元に、陰謀が渦巻く銀行売却事件の真実が暴かれる。
韓国のカメレオン俳優、チョ・ジヌンが正義感あふれる検事を熱演し、彼の少しコミカルな雰囲気がエンタメ要素を加えている。
ストーリー
ゴリ押し捜査で問題児扱いのヤン検事は、当て逃げ事件で聴取した女性が、ヤンによるセクハラで自殺したとされ、停職を言い渡される。
身に覚えのないヤンは、自らの汚名をそそぐべく捜査を始める。
しかし、次第に明らかになる権力者たちのずるさに憤りを感じるようになる。
果たして、彼は真実にたどり着けるのか…?
感想
韓国で実際に起こった金融スキャンダルをもとに描かれたフィクションということだ。
原題はブラックマネー、それでもよかったのになぜ権力に告ぐにしたのかな?
主演は最近一番よく見てるんじゃないかな、チョ・ジヌン。
今回の映画の内容は経済事件なので地味になりがちなのだが、チョ・ジヌンの少しコミカルな雰囲気で少しエンタメっぽさも出している。
そして妖しい才女、元ミスコリアのイ・ハニもぴったりのキャスティング。
この方は初めて見たときはドラマ『パートナー』で、美人というかメギツネみたいな印象だったが(いい意味で)、最近はコミカルな役も演じていたりしてとても気に入っている。
自分は経済にとても疎いので、事件を把握するのが少し難しかった。
ただ細かいことがわからなくても、権力者というか金持ちたちがとことんまでズルく、そして絶対に捕まらないことへの憤りは十分感じる。
イ・ソンミンも出てきておっとなったが、特別出演のチョイ役だった。
イ・ギョンヨンはいつものイギョンヨンだった(笑)
最後は少しスカっとはするが、現実はツライ、映画の内容は悪くなかったけれど、★4とまではいかなかったかな。
映画ではなく現実にモヤモヤ、イライラが残る作品だった。
でも日本では政治家や高官を名指し(本名じゃなくとも役職)で批判する映画って最近見ていないな。(新聞記者もいまいちだった)なかなか権力批判はスポンサーが集まらないんだろうな。。
映画情報

原題:블랙머니
公開年:2019年
監督:チョン・ジヨン
主なキャスト
チョ・ジヌン
イ・ハニ
イ・ギョンヨン
イ・ソンミン
カン・シニル
チェ・ドクムン