ストーリー
在日韓国人の幸久は、詩人として自立することを夢見ながら、高校の非常勤講師として生活していた。
ある日、祖父の訃報を受けた彼は、母に代わって韓国へ向かうことに。そこで従兄弟のカンスと再会し、さらにカンスの幼なじみ・ソンエと出会うのだった。
感想
日本人の川口浩史監督による、(ほぼ)全編韓国の映画。
原題(韓国タイトル?)は、고양의 시(故郷の詩)
舞台は全羅南道の小さな村。日本人の視点から見た、韓国の風俗(いやらしい意味ではない)が美しく描かれている。
今まで飛行機でしか韓国に行っていないが、一度はフェリーに乗って釜山に行ってみたくなった。
少し前まで韓国人の男は詩を朗読して女性を口説いていたというが、まさにそれがテーマ。 ソウルオリンピック直前の頃のお話である。
主演はソ・ドヨン。一番印象に残っているのは『春のワルツ』、ハンヒョジュちゃんとカップルのイケメン役。
今回は在日韓国人の役で、日本語のシーンもある。セリフが長くないからかもしれないが、日本語に不自然さはほとんど感じられなかった。 知的なイメージがぴったりだ。
ストーリーとしては、ソウルオリンピックのための突貫工事にかかわっている従兄(キム・ミンジュン)ていう設定の時点で何か結末がわかってしまい、ほうらね、といった感じになってしまった。
三角関係に揺れる女の心情にイマイチ共感できず(あの母親はやばい)
回想シーンで実はあの時。。。みたいになるのは、よほどの説得力がない限り自分はあまり好みではないんだな。
そして最後、あっさりまた行くんだ。みたいに思ってどうも尻すぼみ。
最初の感じはよかったのにな~
映画情報

2010年
103分
原題:고양의 시(故郷の詩)
監督:川口浩史
主なキャスト
キム・ミンジュン:イ・カンス
ソ・ドヨン:平山幸久(イ・ヒョンス)
キム・プルン:パク・ソンエ
チャン・ソウォン:チェ・オギュン