ストーリー

両班のモンニョンは評判の妓生チュニャンの気を引こうと、下男のバンジャに使いを命じる。しかしバンジャもチュニョンに惹かれてしまい、彼女を手に入れたくなる。
バンジャの気持ちもまんざらではないチュニャンだったが、両班の身分になりたいチュニャンはバンジャを利用する。

感想

まずこの映画を見る前提として、韓国の昔話である『春香伝』を知っていないと良さがわからないと思う。

自分も原典を読んだわけでも、物語に忠実である映画『春香伝』(2000年)も観ているわけではない。が、このお話が韓国の人にとっては有名な身分違いの恋の物語、韓国版ロミオとジュリエットと言われているのは知っていた。

なぜ知っていたかと言うと、ペ・スジ主演の『花、香る歌』(『春、香る歌』にしたら良かったと思うけどどうかしら)

ここで歌われているパンソリが『春香伝』なのだ。

原作は、チュニャンとモンニョンの純愛なのだが、今作のおもしろいところは、主人公が下男というところ。

両班モンニョンを微妙なルックス(褒めています)のリュ・スンボムが演じるところがとっても面白い。

美しき両班チュニョンは大胆演技ならおまかせのチョ・ヨジョン。
童顔に超絶管理のボディで魅せる魅せる。ほら男も夢中になるわね。本当に素晴らしい。

そして主演は故キム・ジュヒョク、、
ホジュンのような役もぴったりだったけど、ワイルドな男もいいですねって感じで、、もういらっしゃらないと思うと見るたびに切ない。

下ネタもコメディもおりまぜ、もとの物語を実はこうだったんだよ的に上手く絡み合わせている。

特にチュニョンが監禁され、モンニョンが暗行御史として登場したシーンの辻褄あわせは思わずうなった。

実は春香伝は盛られた話、という設定になっているところが面白い、けれど韓国で捏造とか批判はでなかったのかなあ?

実際は韓国で300万人を超えた大ヒット大成功だったそうだ。

ただの叡智シーンがある映画というだけではここまではならなかったはず。

映画情報

2010年
原題:방자전
監督:キム・テウ

主なキャスト

  • キム・ジュヒョク:バンジャ、下男
  • リュ・スンボム:モンニョン、両班
  • チョ・ヨジョン:チュニョン、妓生
  • オ・ダルス
  • リュ・ヒョンギョン
  • キム・ソンリョン
  • ソン・セビョク

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