見どころ

天涯孤独の青年が、初めて母の愛を知る。鬼才キム・ギドク監督が紡ぐ過激なドラマ。
強烈な母性愛の物語を、緊張感あふれる演出と役者たちの圧巻の演技で描き切る。

ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞。

「ピエタ」は、キリストを抱く聖母マリアの彫刻や絵画のこと、この象徴的な題材が、映画の重厚なテーマ。

ストーリー

生まれてすぐ親に捨てられ、天涯孤独に生きてきた借金取りの男ガンド(イ・ジョンジン)は、冷酷無比な取り立ての日々を送っていた。そんな彼の前に、突然母親だと名乗る謎の女ミソン(チョ・ミンス)が現れる。

初めはその存在を疑い続けるガンドだったが、次第に彼女から注がれる無償の愛に心が揺れ動き、やがて少しずつ心を開いていく。

しかし、その矢先にミソンは姿を消し、彼の世界は再び崩れていく。

感想

不思議に心が温まってしまう映画。

キム・ギドク監督の映画に苦手意識があり、いや~な気分になりそうだと思って後回しにしていた。

今、精神状態があまりよくないが、かえってこういう時に見たほうが毒を持って毒を制するみたいな感じでいいのではないかと思った。

ネタバレなしで見るのが必須。

劇中、もしかして??やっぱり??みたいな気持ちになるのがかなり快感というか面白かった。

夢中であっという間に見ることができた。

残虐なシーンも多いのだが、全てに意味がある。
完成度の高い作品だと思う。

疑問点は、
ガンドは何を食べさせたのか?
どうやってミンスが死体を松の木まで運んだのか

哀しい結末、最後のどこまでも伸びる赤い線のシーンは忘れられないが
どこかほんわかとした気持ちになれる。

雰囲気としては『息もできない』に似ているか

見て良かった、おすすめ。

映画情報

公開年: 2013年
上映時間: 104分
原題: 피에타(ピエタ)
監督: キム・ギドク

主なキャスト

イ・ジョンジン:イ・ガンド、取立屋
チョ・ミンス:チャン・ミソン
ウ・ギホン:フンチョル、ウォンソン精密
カン・ウンジン:フンチョル夫人、ミョンジャ
チョ・ジェリョン:テスン、飛び降りた男
イ・ミョンジャ:テスンの母
ホ・ジュンソク:自殺した男、カンチョル
クォン・セイン:ギターの男、ソングァン精密
ソン・ジョンハク:闇金チャン社長
キム・ジェロク:僧侶

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