見どころ
1980年の光州事件を背景に、韓国の平凡なタクシー運転手とドイツ人記者が繰り広げる実話に基づいた感動的な人間ドラマ。歴史的事件を題材にしながらも、ソン・ガンホの魅力的な演技と、タクシー連合が活躍するシーンがエンタメ性もたっぷり。
緊張感あるシリアスな展開の中に、心温まるヒューマンドラマが織り込まれているのも魅力。
ストーリー
ソウルのタクシー運転手マンソプ(ソン・ガンホ)は、「光州まで行けば大金を支払う」という話に乗り、ドイツ人記者ピーターを光州へ運ぶ。英語は少ししか分からないが、検問を突破して現地に到着する。
しかし、そこで目にしたのは、軍が民衆を弾圧し、多くの死者が出る悲惨な状況だった。娘が心配なマンソプはソウルに戻ろうとするが、ピーターは大学生のジェシクやタクシー運転手ファンの協力を得て取材を続ける。
光州での壮絶な体験を経て、彼らが何を見て何を感じたのかが描かれる。
感想
1980年代、軍事独裁政権下にあった韓国で激化していく民主化運動の象徴であった光州事件にて、ひとりのドイツ人ジャーナリストと韓国のタクシー運転手の実話をもとにした物語だという。
80年代の車や風景を再現したセットがノスタルジックで、社会派映画でありながらヒューマンドラマの色合いが強い。
なんといってもソン・ガンホの映画だものハズレなし。
陽気で人のいいタクシー運転手の役柄にぴったりだ。
見どころは、倒れ行く人々をタクシー連合が救い出すシーンは思わず拍手喝采。
(実話にどのくらい近いのかはわからないけれど、、、)
脇を固める俳優陣もいい、なんといってもユ・ヘジンが目を引いた。
ヘジンさん好きになったきっかけだと思う。
韓国の近現代の歴史を知る導入にもいい教材かもしれない。
悲しいシーンもあり、結末も切ないが、最後のオマケ映像で「そうだったんだ」と少し明るい気持ちになる。
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見れる機会があればぜひ見ていただきたいおすすめ映画。
映画情報

原題:택시운전사(タクシー運転手)
公開年:2017年
監督:チャン・フン
主なキャスト
ソン・ガンホ:キム・マンソプ、タクシー運転手
Thomas Kretschmann:ユルゲン・ヒンツペーター、ドイツ人記者
ユ・ヘジン:ファン・テスル、タクシー運転手
リュ・ジュニョル:ク・ジェシク、大学生
パク・ヒョックォン:チェ記者
チェ・グィファ:私服組長
チャ・スンベ:チャ運転手
シン・ダムス:シン運転手
リュ・ソンヒョン:リュ運転手
オム・テグ:検問所 中士
イ・ジョンウン:ファン・テスルの妻
ユ・ウンミ:キム・ウンジョン、マンソプの娘
チョン・ジニョン:イ記者、ソウル
コ・チャンソク:サングの父、タクシー運転手、マンソプの大家
チョン・ヘジン:サングの母
リュ・テホ:光州新聞社 部長
チョン・ソギョン:ソウルカーセンター 社長