ストーリー

1418年。国王の太宗は、王世子である長男、譲寧の度重なる問題行為を見かねて廃位し、代わりに気弱な三男の忠寧(チュ・ジフン)を王位後継者に任命した。

王位に就くことなど考えてもいな忠寧は、ある夜こっそり宮殿から逃亡す。壁を超えた瞬間、忠寧と瓜二つの奴婢、ドクチル(チュ・ジフン:二役)にぶつかった。忠寧は気雑下ドクジル服をとりかえ、市中に逃げ出す。

そうとも知らない護衛武士のヘグ(イム・ウォンヒ)とファング(キム・スロ)は、ドクチルを忠寧だと勘違いして宮殿に連れ帰る。

入れ替わってしまった王世子と奴婢の運命は・・?

感想

前回見たイ・ビョンホンの『王になった男』とほぼ同じようなモチーフ。王子と乞食の話だ。

同様の設定でも、全く違う物語として展開できるのだから、シナリオというのは面白い。

王となった男はどちらかというとシリアスな展開が多いが、こちらは喜劇。

主演は『魔王』『宮(クン)』などでクールな役回りを演じたチュ・ジフン。

この映画はがっつりコメディなので、当初、チュ・ジフン当人だと気づかないくらい、全く違う役柄だった。これでもかというくらいヨゴレを演じ、幅を感じる。

護衛武士の二人も面白い、とくに存在感はさすがキム・スロ。 お嬢様を演じたイ・ハニもとてもかわいらしい。

世子嬪を演じたイ・ミドがいとうあさこにそっくりなのも見どころ(笑)

少し作りが雑な感じもいなめないが、コンパクトにまとまった映画、安心して笑って見ていられてスカッと終わる。

ぜひ、王となった男とセットで鑑賞したい。

映画情報

公開年:2012年
上映時間:
原題:나는 왕이로소이다(私は王である)
監督:チャン・ギュソン

主なキャスト

チュ・ジフン:チュンニョン(忠寧) 、太宗の三男/トクチル、奴婢
ペク・ユンシク:ファン・ヒ(黄喜)、吏曺判書
ピョン・ヒボン:シン・イク、領議政
パク・ヨンギュ:太宗、 朝鮮第3代王
イム・ウォニ:ヘグ(オットセイ)、護衛武士
キム・スロ:ファング(黄色い犬)、護衛武士
イ・ハニ:スヨン、両班の娘、トクチルの主人
ペク・トビン:ヤンニョン(譲寧) 太宗の長男
イ・ミド:世子嬪
キム・ソヒョン:ソルビ、奴婢
ユン・ギョンホ:クンベ
イ・ジェグ:ソルビの父
キム・ウンス:肉屋

送信中です