ストーリー

一時はボクシングチャンピオンの有力候補であったにもかかわらず、今はさびれたジムで清掃とチラシ配りをしているピョング(オム・テグ)。

ある日ダイエット目的で入館してきたミンジ(ヘリ)と練習するうちに、彼の中でくすぶっていた夢がよみがえっていく。

感想

パンソリボクシングがかっこよくないのが残念で仕方ない。

自分的には待ちに待ったオムテグ主演作!

韓国の民族音楽、パンソリに合わせてボクシングをするという、興味深い設定・・・はよかった。

オムテグは見た目もかっこいいし、何より声と話し方が大好きだ。

だが、、声が小さくて聴き取りづらいのは、もしかしたら主演には致命的なのかも。。

この映画のキャラとしてこの話し方は合っていたけれど、 日本人の自分は字幕で見る。韓国人からするとちゃんと聞き取れるのだろうか。

大好きなキム・ヒウォンがボクシング会長で牧師の良い人、という設定は嬉しい。

ほんとキムヒウォン大好き。

で、実力あるボクサーが何らかの事情で雑用係として働き、古びたボクシングジムは売却の危機

新入部員の女性と過ごすうちに、もう一度チャンピオンを目指す、

しかしパンチドランカーの症状が・・・という王道スポーツシナリオのあらすじはいい。

ただ、恋愛要素は薄め。

日本公開のポスター画像はラブコメっぽくなっているが、実際のテイストはだいぶ違ってかなり男向けである。

↓日本ポスター(DVDパッケージ)

ラブコメを期待して見ると外れるかもしれない、日本公開あるある。

↓韓国版ポスター

で、ここからはボクシングについて、

自分はボクシングは経験者なので(もちろん試合もした) かなり内容についてはありえない部分が多く、突っ込みたくなって集中できなかった。

全部言い出すときりがないので、一点だけにするが、 主題であるパンソリボクシングのポーズがルール的にまずい。

身体をかがめるダッキングというスタイルだが、あれだけ低くずっとかがんでいたら反則をとられるし、アッパーも受けやすくてものすごく不利だと思う。

ゆえにパンソリボクシングが全く強そうに見えない。

そして見栄えもかっこよくなく、オムテグの魅力が生かし切れていないように思えて残念。

そしてパンソリを流しながらのボクシング、、

これも実際にあったらただのルール無視の迷惑行為なので、なかなか感情移入が難しかった。

音楽を流しながら、少々無理な態勢でも許容されるというのであるなら、キックボクシングを舞台にしたほうが自然だったように思えるんだがどうだろうか・・・。

自分はボクシングを知っているから気になるだけで、全くボクシングを知らない人なら楽しめるかと言えばそうでもなさそうな気がするし、

とにかく惜しい作品だった。

同じ設定・俳優陣でもっと面白くなれたんじゃないかと思う。

だた、オムテグほか俳優陣の演技と、映像の美しさは良かったので、次回作を楽しみにしたいと思う。

オムテグがんばって。

映画情報

公開年:2019年
原題:판소리 복서(パンソリ ボクサー)
監督:チョン・ヒョッキ
上映時間:114分

主なキャスト

オム・テグ:イ・ビョング
ヘリ:ミンジ
キム・ヒウォン:パク・チョンファン ボクシングジム館長
チェ・ジュニョン:ナム・ギョファン ジム練習生
チェ・ドンムン:チャン社長 ボクシング連盟理事

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