見どころ
『お嬢さん』は、パク・チャヌク監督が描く究極のだまし合いをテーマにしたエロティック・サスペンス。令嬢とメイドの秘められた関係、詐欺師の本意、そして叔父の妖しい秘密など、いくつもの謎が絡み合う。
快感に満ちた展開と、めくるめくエロティシズムが必見で、原作はサラ・ウォーターズの『荊の城』。美しく純真なお嬢様を演じるキム・ミニの姿にも注目。
ストーリー
舞台は1939年の朝鮮半島。支配的な叔父に囲まれた豪邸で暮らす令嬢・秀子(キム・ミニ)のもとへ、新しいメイドの珠子こと孤児の少女スッキ(キム・テリ)がやってくる。
貧民街で育ったスッキは、秀子の財産を狙う伯爵(ハ・ジョンウ)の手先として近づくが、次第に孤独な秀子に惹かれていく。
計画が狂い始める中で、彼女たちの関係はどのように変わるのか。
感想
Abemaの無料で視聴。(※更新時現在U-NEXTにて見放題アリ)
劇薬と思って飲んでみたら意外とのどごしさわやか。大人の女性におすすめ。
『オールドボーイ』などのパクチャヌク監督作品ということで、グロテスク表現を覚悟していたが、ほとんどなかった。
公開当初、韓国でコンサートを見ていたときにこの映画のパロディ映像を見てこの映画を知ることになった。(歌手が女装して着物朗読シーンをやっててなんじゃこりゃと笑)
カンヌで話題になったということで韓国の知人でこの映画を知らない人は私の知る範囲ではいなかった。
このような成人指定の映画が人気作品になるというのは映画好きの韓国人ならではのことだろう。
変態的テーマを扱っているようなので、ぜひぜひ見たいと思っていたところ、Abema TVで無料配信していたので見た。(後にじゃU-NEXTでも配信)
どんでんがえし、いろんな視点で描かれた作品なので内容には触れづらいが、想像していたよりずっと見やすい映画だった。
推理ものとも恋愛ものともサスペンスとも違う不思議なジャンル。
とにかく映像は美しい。ただところどころ日本語がつたないのがどうしても没入を妨げてしまった。
終盤、実は自分は展開が読めてしまったので少し評価がさがるものの、後味がさわやかで楽しい映画を見たという感覚になった。
「ちん◯を残してどうこう・・・」とか、真剣なセリフのハズなのに笑ってしまった部分もあるけど。
ベッドシーンなどもそれほどいやらしくもなく、女性同士や恋人同士で見るにはいい映画だと思う。
とはいえ到底家族向きではないが、、
見ておくと良い作品だと思う。
映画情報

原題:아가씨(アガッシ/お嬢さん)
公開年:2016年
監督:パク・チャヌク
主なキャスト
キム・ミニ:和泉秀子、お嬢様
キム・テリ:ナム・スッキ、珠子(たまこ)
ハ・ジョンウ:藤原伯爵 詐欺師
チョ・ジヌン:上月(こうづき)教明 秀子の叔父
キム・ヘスク:佐々木夫人 上月の前夫人
イ・ヨンニョ:クスン 盗品商
イ・ドンフィ:クガイ、ポヨン堂
ムン・ソリ:秀子の叔母
チェ・ビョンモ:読書会 客
ハン・チャンヒョン:読書会 客
キム・イヌ:読書会 客
イ・インチョル:写真館 主人