見どころ
『おばあちゃんの家』は、都会育ちのいたずら少年と田舎のおばあさんの心温まる触れ合いを描いた感動作。
監督は「美術館の隣の動物園」のイ・ジョンヒャンで、脚本も自ら手掛けている。
主演は、ほぼ素人に近い7歳の少年と映画を見たことがないというおばあちゃん。
そして少年は今や実力派俳優となったユ・スンホだ。
ストーリー
母親の都合で田舎のおばあちゃんの家に預けられた孫、サンウ。
都会育ちの彼は、田舎や耳の聞こえないおばあちゃんに全く興味がなく、わがまま放題。
そんなサンウに対し、おばあちゃんは黙って面倒を見ているが、やがて二人の心が少しずつ通じ合う様子が描かれる。
感想
これ、あれでしょ?韓国映画『あなた、その川を渡らないで』的な泣けるやつでしょ?
これは家族がいるときに見てはまずいと一人になれる時間を見計らって鑑賞。
その読みは正解だった、大号泣。
だが、こちらはフィクション、当然あらすじも違う。
なんというか、小学校の時に体育館での映画鑑賞会で見た『二人のイーダ』をなぜか思い出した。(全く違う話だけど)
今はこんな田舎やおばあちゃんは果たして現存するのだろうか?
自分の世代は子供の頃はまだこんな雰囲気が残っていた。
話はいたってシンプル、とにかくサンウがクソガキすぎる。度を越えている。
この映画を集団鑑賞していたら、全員が「サンウてめー!」とゲンコツの一発もくらわせてやりたくなるだろう(児童虐待はNO)
このサンウを演じるのは、なんと今もトップ俳優として大活躍中のユ・スンホ。自分は鑑賞後にそれを知ったのだが本当に感心した。
これがデビュー作だそうでまさしく天才子役。
おばあちゃんは素人で、それまで映画すらみたこともない方だったそうだ。
本当に素晴らしい映画。時代が変われど全世代におすすめできるのではないだろうか。
自分を振り返り、おばあちゃん、ごめんね、と言いたくなる。
おばあちゃん役のキム・ウルブンさんは、2021年にお亡くなりになったそう。追悼のために映画が再公開もされたそうだ。
おかげで自分も見ることができました。良い映画を残してくださってありがとうございました。
映画情報

原題:집으로…(家へ)
公開年:2002年
監督:イ・ジョンヒャン
主なキャスト
ユ・スンホ:ハン・サンウ
キム・ウルブン:おばあちゃん