見どころ
『小公女』は、韓国の現代社会における若者の厳しい就職状況を背景に、自由奔放な生き方を選ぶ女性を描いたインディーズ映画。
実力派女優イ・ソムが、ウィスキーとタバコ、そして自由を愛する主人公ミソを愛らしく、そしてリアルに演じている。
韓国国内で共感を集め、ソウル独立映画祭で観客賞を受賞。日常の些細な幸せを大切にする彼女の姿が、多くの観客の心を打つ。
ストーリー
ミソは家事代行の仕事で生計を立てながら、狭い部屋で一人暮らしをしていた。彼女にとっての幸せは、1日1杯のウィスキーとタバコ、そして愛する彼氏だけ。
ところが、突然彼氏は海外へ、またウィスキーやタバコ、そして家賃までもが値上がりしてしまう。
住む場所を持たないことを選んだ彼女は、かつての友人やバンド仲間の家を転々としながら、自分の好きなものを手放さずに生活を続けようと奮闘する。
感想
『犯罪の女王』の最後の予告編はこれだったのかぁ!
主人公のミソはとにかくマイペースで、周りに流されない生き方が印象的。
彼氏が身勝手なところもあるけど、ミソ自身がそれを気にしない感じで、むしろ自由に生きようとしてる姿に共感できた。彼氏がまたサエないアン・ジェホンってとこもいい。
ミソがウィスキーやタバコと一緒に過ごす小さな幸せを守ろうとする姿、共感しつつも、やめればいいのにと思ったり複雑な気持ち。
物価高や生活の厳しさが描かれてるけど、それでも映画全体はあんまり暗くならない。
友達が冷たく感じる場面もあるけど、実際には彼らなりに理解しようとしてるのが伝わってくる。
現実的にありそうな問題がテーマにされてるけど、胸糞悪い感じじゃないのがいいなと思った。
ミソがバーで飲んでるシーンとか、何気ない一瞬がすごく魅力的に描かれていて、そこに心が動かされた。
で、映画を観終わった後、すごくウィスキーが飲みたくなった。
ただ結末は、、、自分はミニマリズム好きだけどあそこまではね。
持家は大事だなと思った、、笑
好きに生きるのって大変だ。
映画情報

原題: 소공녀(小公女)
公開年: 2017年
監督名: チョン・ゴウン
主なキャスト
イ・ソム
アン・ジェホン
チェ・ドクムン
キム・グクヒ
イ・ソンウク