見どころ

キム・セロンが「アジョシ」「冬の小鳥」に続き、圧倒的な演技力を見せる社会派ドラマ。実妹のキム・アロンと共演し、姉妹ならではの自然な演技が光る。

実話をもとにした物語は、韓国社会の深い闇を描いており、重いテーマを通して視聴者に多くの考えを投げかける。

映像美と演技の完成度が高く、ドラマ性に富んでいる作品。

ストーリー

知的障害を持つ父マンウと妹スンジャの世話をしながら、港町で民宿を切り盛りする少女スニョン。彼女のもとに、アメリカ人男性スティーブが現れ、スニョンを養女に迎えたいと申し出る。

しかし、アメリカへの憧れが強い妹スンジャは、自分を養女に選んでほしいと懇願する。一方で、スニョンとスティーブの娘バービーの間には親交が芽生えるが、物語が進むにつれ、隠された真実が次々と明らかになる。

感想

もうサムネ見るだけで胸糞な予感がしたので見るのを後回しにしていた。

ホラーっぽい雰囲気があるが、ホラーではない。

アジョシの少女キム・セロンちゃん。
2000年生まれのこの子が今21歳だと思うと戦慄する。

実はこの子が『バービー』じゃないんだよね。それは見ればすぐわかる。

そして、セロンちゃん演じるスニョンの妹役がこの映画で初めて知った、セロンちゃんの実の妹アロンちゃん。

さすがに顔そっくり。そして、幼いながらも狡猾なスンジャをまさに本当にその子であるかのように演じていた。

この幼さでこの腹立つ役柄をよく演じたと感心する。

キム・アロンちゃんは他に『容疑者X』にしか出演していないようだが、もう女優はやっておられないのだろうか。

話を映画の内容に戻そう。

映画の紹介文に『人身売買云々』と書かれていたので内容は割と容易に想像がついた

知的障碍者の父に、クズ叔父(イ・チョニにぴったり)、そしてあからさまにアジア人差別をしている白人養父。

こうなるだろうな~という展開のまま進んでいく

あまり内容がないというか、素人の分際でこういったら申し訳ないのだが、結構同じセリフが何回も繰り返される

そこもうちょっと脚本練ってみない?と思ってしまう。ちょっとくどい。

見ながらそう思ってしまう時点でもう集中力が切れている。

いろいろとシーンを織り交ぜているのだが、なんだか尺稼ぎのようにすら思う。97分の映画なのでそんなに長くないはずなのだが。。。

結局この映画は不条理を描きたかったのかな。

映像は曇り空のようなトーンが綺麗だ。

果たして本当にこういうことが現代韓国でもあるのか?

40年くらいまえの話ではないのか?

セロンちゃん姉妹の演技は見どころだが、おすすめとはいいづらい。とはいえ悪くもない。★3

(キムセロンさんの御冥福をお祈りします)

映画情報

原題: 바비(バービー)
公開年: 2012年
監督: イ・サンウ

主なキャスト

イ・チョニ:イ・マンテク
キム・セロン:イ・スニョン
キム・アロン:イ・スンジャ(妹)
イ・サンウ:スニョンを襲おうとした酔っぱらい(監督)

送信中です