見どころ
「難病モノ」という定番の題材が、女性監督イ・オニのデビュー作らしい繊細な視点で描かれている。
主演のイム・スジョンは、透明感のある演技で19歳の病弱な少女を魅力的に演じている。
一方、キム・レウォンは初々しさの残る大学生カメラマンを好演。イ・ミスクが演じる母親も温かみが感じられ、全体的にキャストの相性が良い。
純愛を軸にした物語だが、後半に訪れる予想外の展開が観る人に大きな余韻を残す。
ストーリー
病弱で入退院を繰り返すミナは、母親と二人三脚で生きている女子高生。彼女の生活は孤独だったが、ある日、マンションに引っ越してきた大学生カメラマンのヨンジェと出会い、少しずつ変わっていく。
ヨンジェの明るさと優しさに触れるうち、ミナは初めての恋を経験する。しかし、幸せを感じる一方で、ミナは自分を待つ運命と向き合わなければならなくなる。
切なくも美しい恋の行方と、母と娘の絆が丁寧に描かれる。
感想
女は冷たい嘘をつくの、イ・オニ監督デビュー作。
さわやかなオープニング。
イム・スジョンが女子高生で可愛い。透明感と魅惑の唇。
キム・レウォンも若い!
キツイ継母などの役でおなじみイ・ミスクも優しいお母さんの役。
映画はいわゆる難病モノ。
特に波のある展開はないけれど、描写が上手いなと思う。見ていて飽きない。
終盤に実は、ということが明かされるけれど、韓国はあの程度でも差別するのかな。
どんな手なのかと思ったら、、
ヨンジェが登場した理由は自分は納得できた。賛否ある展開みたいだが、あれがなければこの映画は何の心にも残らなかったかもしれない。
ところであの小さいカメはワシントン条約で禁止されているリクガメでは。。ちゃんと飼えるのかな。
あと、自分はバレエ経験者だが、普通はバレエ初心者にいきなりトウシューズは履かせない、バレエシューズで練習する。
登場するイラストが良かった。惨劇みたいな絵があったが、あれの意味がよくわからない。
エンディングの曲が日本の曲。
セカイイチの『虹』という曲らしい。
これよりはハピネスや傷だらけのふたりのほうが好きだが、この作品も悪くはない。
時間があったら見て見るのもいいかも。
自分は泣けはしなかった
映画情報

原題:아이엔지/…ING(アイエンジー)
公開年:2003年
監督:イ・オニ
主なキャスト
イム・スジョン:カン・ミナ、女子高校生
キム・レウォン:イ・ヨンジェ、大学生、カメラマン
イ・ミスク:ミスク、ミナの母
チェ・ドンムン:旗手
キム・ジヨン:家政婦
チャン・ヒス:ユンジョン、ミスクの友人
キム・インムン:警備員