見どころ
『ファン・ジニ 映画版』は、実在した伝説の妓生(キーセン)ファン・ジニの波乱万丈な人生を描いた物語。
ソン・ヘギョが凛々しいジニを演じ、彼女の気高さと愛に生きる姿が魅力的に映し出されている。
ユ・ジテ演じるノミとの愛の葛藤も、物語の大きな見どころとなっている。
ストーリー
貴族の娘として育ったファン・ジニは、自分の実母が下女であったことを知り、妓生の道を選ぶことを決意する。
家を出たジニは、幼なじみのノミに初めて身体を捧げるが、その後も数年にわたり彼と心を通わせる。
やがて、彼女はその美貌と知性で最高の名妓となり、多くの人々を魅了していく。
感想
ドラマ版と両方見てこそ面白い。
まず史実をもとに、わからないところを補って脚本がつくられたということだが、ドラマ版ファン・ジニとは全く設定が違っていたのがびっくり。
ドラマ版のウノ(チャン・グンソク)の葬儀での、門前の涙の別れのシーンが、単なる脇役ストーカー?の自殺になっていたりとか。
描かれているジニは、自分はこの映画版のほうが好きだ。
凛としていて、ノミへの気持ちも自然に理解ができた。ドラマ版のほうはかなりイライラしたものだ。
秋の童話のイライラウジウジヒロイン、ソン・ヘギョが、凛々しく意志の強いジニを好演。
残念な点は、師匠が全くでてこないところ。師匠&ライバル対決はドラマ版がだんぜん面白かった。
しかし、ばあやのユン・ヨジョン(19の純情、ユヌ母)が最高だった!泣かされた~。
メヒャンの名前も映画版にはでてきたが、全く脇役。
ただわざわざ名前を出すのは、この名前が現存資料に残されているのかもしれない。
またドラマでジニの友達だったケトン(犬の糞)は、映画では男だった。
これも名前だけが史実に痕跡があったのかな。
ハマるのは、ドラマ版、そしてドラマ版をみてから、いろいろ比較してこの映画をみるとかなり面白い。
舞台で同じロケ地と思われるところがぼつぼつとでてきて、マニア?にはたまらない。
そしてなにより、この映画の主役はジニではなく、ユ・ジテ演じるノミじゃないのかなと思う。
あまりジニのキーセンなシーンもないし、踊りや芸もそんなにしっかりと描かれてはいなかった。
8割はユ・ジテのPVでは・・・
自分はオールドボーイ見てから、ユ・ジテ様どっぷり好きだからいいけどね。
映画情報

公開年:2007年
上映時間:141分
原題:황진이(ファンジニ)
監督:チャン・ユニョン
主なキャスト
ソン・へギョ:ファン・ジニ(黄真伊)、ミョンウォル(明月)
ユ・ジテ:ノミ
リュ・スンニョン:キム・ヒヨル、松島留守
ユン・ヨジョン:ヒョドク、チニの婆や
オ・テギョン:ケットンイ、ノミの甥
チョン・ユミ:イグム、チニの小間使い
イェ・スジョン:チニの母
チョ・スンヨン:ピョッケス
キム・ウンス:花潭、ソ・ギョンドク
キム・ブソン:チャンドク
ソン・ミンジ:メヒャン
キム・ユジョン:幼いチニ
イ・ヒョヌ:幼いノミ
ユ・ヨンス:吏房
ミン・ボッキ:戸長
チャン・ウォニョン:吏属
イ・ウジン:スギョ
イ・サンホン:ノミの部下
キム・ヒョンジョン:キム令監 演奏妓生
クォン・テウォン:キム令監