見どころ
『新聞記者』は、韓国の演技派女優シム・ウンギョンと日本の松坂桃李がダブル主演する社会派サスペンス。
東京新聞の望月衣塑子が原案の同名ベストセラーを基に、オリジナルストーリーで新聞記者とエリート官僚の対立や葛藤を描いている。
監督は藤井道人で、第43回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、松坂桃李が最優秀主演男優賞、シム・ウンギョンが最優秀主演女優賞を受賞するなど、話題となった。
ストーリー
新聞記者の吉岡(シム・ウンギョン)のもとに、大学新設計画に関する極秘情報が匿名FAXで届く。
彼女は真実を暴こうと動き始めるが、一方で内閣情報調査室の官僚・杉原(松坂桃李)は、政権に都合の悪いニュースを操作する任務に葛藤を抱えていた。
そんな中、杉原の尊敬していた元上司・神崎が自殺するという衝撃的な事件が起きる。
吉岡と杉原の道は交差し、二人はそれぞれの立場で選択を迫られていくこととなる。
感想
『一級機密』を観たあと、社会派映画が日本に少ないなと思っていたところにこの映画があることを思い出して、義務感で観てみた。
記者会見中継などで名前を知った望月衣塑子さん原作。
シム・ウンギョンが日本アカデミー賞を受賞したことにも興味があって期待していたんだけど、正直いまいちだった。
画面はすごくきれいで、東京の夜景なんかも印象的なんだけど、全体的に暗いシーンが多すぎて気分もどんより。
余談だけど自分の韓国人の友達、彼女は光化門前で反日デモするくらいの子なんだけど、その子が来日したときを都庁の夜景見せたら大喜びしてた笑、ちなみにジブリも大好きである。
特に気になったのが、俳優たちの喋り方。全員がぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそ~~~と喋る感じで、感情があまり表に出てこない。
普段うるさい韓国映画を見慣れているからか、日本の作品の抑えた演技がどうしても不自然に感じる。エヴァとかシン・ゴジラとかもそう思った。
シム・ウンギョンも頑張ってるんだけど、やっぱり日本語がネイティブじゃないせいで言葉が不自然でそっちに気をとられ、その演技力が存分に発揮されていない気がした。
日本で育った在日コリアンなら日本人が演じても良かったんじゃないかな?
石原さとみがアメリカ人を演じるよりも自然だと思う(石原さとみはかわいいです)
とはいえシム・ウンギョンが主演でなければ、この映画を観ることもなかっただろうから、それはそれで価値あると思う。
ただ全体的に人間関係の描写が薄くて、主人公二人の絆もあまり伝わってこなかった。
最近の映画(アニメだけど鬼滅とか、鬼滅は好きよ)がそういう傾向なんだろうけど、言葉で説明”しすぎる”シーンも多く、映像でもっと伝えてほしかったな。
映画情報

公開年:2019年
上映時間:113分
原案:望月衣塑子『新聞記者』(角川新書)
主なキャスト
吉岡:シム・ウンギョン
杉原:松坂桃李