見どころ

若者たちの無計画な襲撃事件が思いがけず大騒動へと発展していくさまを、スタイリッシュな映像で描いたエネルギーあふれる痛快作。

登場人物たちの個性が際立ち、次々と巻き起こるハプニングがテンポよく展開される。豪華俳優陣の若き日のキャスティングも見どころ。

ストーリー

自称元天才野球少年“ノーマーク”、売れないロッカー“タンタラ”、こわもてだが純朴な“無鉄砲”、芸術家志望の“ペイント”の4人は、特に理由も計画もなく、あるガソリンスタンドを襲う。

しかし店には金がなく、4人は店員を装って金を稼ごうとする。次第に客やチンピラ、警官までも巻き込んで大騒動へと発展していく。

感想

主役級の俳優が大量出演しているこの映画。以前から配信されていて気になっていたけど、後回しにしていた作品。時間があったのでついに鑑賞。

一応コメディなんだけど、冒頭から胸糞悪いというか、犯罪集団がガソリンスタンドを襲って、店長や店員をボコボコにして監禁。

これのどこが笑えるの?と序盤からドン引き。

正直、俳優の知名度という担保がなければ、見進めることも難しかったかもしれない。

ブラックコメディは好きだし、暴力ノワールは大好物。だけどこの映画は受け入れづらかった。

ノワールには哀愁がある、暴力も、それなりの理由があれば感情移入できる。

でもこの映画の犯人どもは、最初から「理由なく、なんとなく」で襲う。そして罪のない善良な人が殴られる。

最近の闇バイトの犯人たちが高齢者をボコボコにする事件に重ねてしまうよ。

だんだん、犯人たちよりもより悪いチンピラやヤクザ、警官も集まってくる。お客も混じってわちゃわちゃ~。

そして犯人たちがグレた原因も次第にわかってくるにつれ、ちょっとずつ登場人物たちに愛着は湧いてきた。

ただそれでも許せん、という気持ちは最後まで変わらなかったけどね。だから最後まで全然笑えなかった。

この映画での癒やしは、やっぱり私の心の恋人ユ・ヘジンさんかな。

ロッカーズっぽいチンピラのヘジンさん、かっこよかった。私の目には普通にかっこいい人に映るんだけど、かっこいいよね?笑

あ、もちろんユ・オソンさんもユ・ジテさんも好きー。

もう25年以上も前の映画だし、たくさんの俳優の若い頃が見れたからまあいいか、という感じ。

エンドロールはよかったけど、個人的にはもう少し犯人グループが懲らしめられてくれればよかったかなぁ。スタンドの社長が可哀想。

韓国の若者の間では好評だったそうだから、時代の空気が描かれていたのかな。

模倣ガソリンスタンド強盗もあったらしい・・・

まあ、文化の一片を見るネタとして、、

映画情報

原題:주유소 습격사건(注油所襲撃事件)
公開年:1999年
監督:キム・サンジン

主なキャスト

イ・ソンジェ:ノーマーク、元野球選手
ユ・オソン:無鉄砲、純情派
カン・ソンジン:タンタラ、ロック好き
ユ・ジテ:ペイント、芸術肌
パク・ヨンギュ:キム社長
チョン・ジュン:パルナム、ブラジルシャツ
イ・ヨウォン:カルチ、女性店員
キム・スロ:出前持ち
ユ・ヘジン:チンピラ
イ・ジョンヒョク:チンピラ
キム・ウンス:警官
イ・ウォンジョン:警官

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