見どころ

東野圭吾の小説を韓国で実写化したミステリードラマ。ソン・イェジンとコ・スが影のある主人公を熱演し、原作の東野が「世界観を完全再現している」と絶賛したという。

日本のサスペンス特有の雰囲気を韓国映画の技量で丁寧に描いた映画で、美しい映像と緻密なストーリー展開が楽しめる。

ストーリー

廃船で質屋の主人が殺された事件を追うハン・ドンス刑事(ハン・ソッキュ)は、容疑者の死により捜査を打ち切る。

それから14年後、容疑者の娘ジア(ソン・イェジン)はミホと名を変えて生きており、質屋の息子ヨハン(コ・ス)と共に事件に関わる怪しい動きが始まる。

ドンスは再び彼らを追い始めるが、真相は深い闇の中に隠されていた。

感想

東野圭吾の小説が原作。自分はこの小説は未読。
18禁ということでわりと激しめのベッドシーンがある。

ただ残念ながら?ソン・イェジンが脱いでいるわけではない。

ソン・イェジンは他の作品も見ているのだが、やはり『愛の不時着』のキャラ、セリの印象が強すぎて、あれ以来そうとしか見えなくなってしまった。

どこかでギャグが出そうと思いながら見てしまった(笑)

また、パク・ソンウンも、『新しき世界』のジュングが強すぎて、ジュングがコスプレしているようにしか見えない。

悪いと言っているわけではなく、自分がそう思えてしまって集中できないのだ。

よく、韓国映画のレビューで「(日本人のお笑い芸人などの名前)に見えて集中できなかった」という意見にイラっとすることがよくあるが、

自分がそういう気持ちになると、つまりは映画にあまり集中できていなかった、ハマれなかったんだろうな、と思う。

映画自体は、丁寧に作られていて、綺麗だし、日本のサスペンス独特のミステリー感は味わえる。

自分はそんなに詳しくはないのだが、日本のサスペンスドラマは好きでよく見ていた時期もあったので、言葉にはできないが、韓国のサスペンス(推理物)とは明らかに違う雰囲気がある。

ドラマも映画も、最近はすべてにおいて韓国は日本を追い抜いてしまったと自分は思っているが、ことサスペンス(推理モノ的な)ドラマに関しては、韓国はまだ日本に勝てていないような気がする。(気がする程度の意見で申し訳ない)

これはたぶん、原作の力だと思う。

同じ原作を、日本と韓国でそれぞれ映画化したら、韓国が勝るのではないか。
監督の技量もそうだし、なにより俳優の演技力が圧倒的。

ただ、好みの問題もあると思う。

自分が好きな映画の筆頭でもある『LUCK-KEY』も、日本の映画のほうは全く面白さが分からなかったが、日本のほうが面白いという人もいるので好みは人それぞれなので。

日本版のほうも機会があったら見てみようかとは思う。違いを楽しむのも味わいの一つ。

とにかく、この映画は、原作のしっかりした日本サスペンス的雰囲気のある、韓国映画で間違いない。

自分的には韓国っぽさが少ない感じが逆にはまれなかったのかもしれない。

韓国映画入門の方には、こういう日本原作映画から入るのもありかも。

映画情報

公開年: 2009年
原題: 백야행 – 하얀 어둠 속을 걷다(白夜行 – 白い闇の中を歩く)
監督: パク・シヌ

主なキャスト

ソン・イェジン: ユ・ミホ
ハン・ソッキュ: ハン・ドンス刑事
コ・ス: キム・ヨハン
パク・ソンウン: チャ・スンジョ
イ・ミンジョン: イ・シヨン(チャ・スンジョの秘書)

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